タイのサポート施設9【ワット サケーオ】

施設より

  • 食材(主に野菜)・調味料・洗剤・石鹸・冷蔵庫・電気機器が足りません。
  • トイレと子ども達の寝室を修繕したいです。
  • 日本(世界)の皆様へ。政府からの助成金が減ってしまい大変困っています。
    ご支援いただけたらとてもありがたく感謝します。

世界最大規模の孤児院。別名は「子捨て寺」

世界遺産アユタヤの近くにある2,000人以上の子供が暮らすこともあるお寺の施設です。寺としての歴史は、300年ほどと言われており、子供を預かるようになったのは1941年からです。

歴史もあり、名の通った学校だからか子育てに困ると、この学校に子供を置いて行ってしまう親も後を絶たないようです。「子捨て寺」と言われているそうですが、これはとても悲しい名前です。

先生は20人で足りない気がしましたが、大きい子が小さい子を教えるという習慣ができているとのことでした。

ここは、世界的にも知られている施設で、様々な国の方が訪れていました。


施設の風景

ワットサケーオ孤児院

2,000人の子供を育てる世界最大規模の孤児院。お寺と同じ敷地にあります。


世界最大規模孤児院ワットサケーオ孤児院

2,000人の子供が一斉に勉強しています。
教室は40室以上あるでしょう。


ワットサケーオ孤児院の僧侶

優しいお坊さんです。「次来る時はここに泊まりなさい」と言ってくれました。


ワットサケーオ孤児院僧侶を目指す子供

タイではお坊さんはとても尊敬され、気楽に接することはできません。
お坊さんを目指す子供は、この頃から区別されているようで、一般の子供とは、別に勉強してました。


ワットサケーオ孤児院での勉強

授業中に子供のノートにマンガを落書きしてあげたら喜んでもらえました。
先生も「今日は日本の先生の授業にします」と、急きょマンガの先生になってきました。


ワットサケーオ孤児院の子供

クラス全員の絵をチェック。男の子は、わざと変な絵を書いて笑わせてくれます。


ワットサケーオ孤児院の女の子

女の子は、真剣に描いてくれます。描き方覚えてくれたかな。


ワットサケーオ孤児院の子ども達

喜んでもらえてよかったです。


クラス全員に、マンガの描き方を教えることができました。タイでも日本のマンガはたくさん放映されており、特に「一休さん」が大人気です。

お坊さんもとても優しくて「次来る時は、ホテルとらないでここに泊まりなさい。ご飯も一緒に食べなさい」と言ってくれました。

日本の大学生が定期的に来て、子ども達に日本語を教えているようです。

この学校の子ども、2,000人全員とコミュニケーションをとるには最低でも一週間は滞在する必要があるでしょう。いつかゆっくり滞在したいと思いました。


施設概要

名称 ワット サケーオ
所在地 タイ アントン県パーモーク群
運営 ワット・サケーオ寺院
設立 1941年
子供の人数(男女比) 約1,800人(男50%:女40%)多い時は2,000人
子供の年齢 3才~18才
スタッフの人数 約100人
孤児院に来た状況 貧しい家庭の子供と、少数民族の子供が8割
どのような人に育ってほしいか どんな環境であっても、前向きな気持ちを忘れない強い心を持つ人になってほしいです。
特に教えたい教育 職業教育
進路 子供の能力によるが大学まで支援しています。
進路先の学費 できる限り支援しています。
子供達はどんな仕事を目指しているか 教師、医者、僧侶
実際に卒業生はどんな仕事をしているか 中小の工場
子供達が好きな遊び スポーツ・音楽・皆で参加できる遊び(ダンスなど)
毎月の施設運営費 約100万バーツ(日本円で約300万円)かかるが、政府からは4万5千バーツ(日本円で約13万5千円)しか頂けない。不足分は寄付金で補っています。
足りない物資 お米、野菜、調味料、せっけん、洗剤など。
必要な備品 冷蔵庫
修理したい場所 トイレと寝室
食事の問題 常に食材が足りません。
医療の問題 病院から支援してもらっています。
精神的な問題
教育上の問題
その他、学校が抱える問題 常に資金不足です。
日本人は来ますか 来たことあります。
どの国からの支援が多いですか 中国、アメリカ、日本
次に来た時に求めるもの 寄付金、家電、パソコン
日本(世界)に伝えたいこと こうした施設を支援して下さる心を持つ方がいることは、とても素晴らしいことと思い、感謝します。
この学校は、政府からの助成金が減ってしまい、関係者一同がとても困っている状態です。
当日対応者 サムパサー僧侶
後日詳細対応者 パンヤー僧侶

※以上は実際に行って直接お伺いし、更に後日、現地人スタッフが電話やメールで再確認したもの、または施設のホームページやパンフレットに記載されている内容で構成されております。

それでも翻訳者の解釈や現在の状況によっては、若干内容が変わっている可能性もあります事ご了承下さい。


※当ページに掲載してある写真は、全て当財団が撮影したものです。

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