タイのサポート施設7【バンノックカミン】

施設より

  • ホーム
  • お米、食材、学習教材、文房具などが足りません。
  • 老朽化が進み、校舎全体、特にトイレの修繕が必要です。
  • 子供は白い布、環境しだいで様々な色に染まります。
    立派な大人へ成長してもらう環境を与えることができるのは我々大人だけなのです。
  • 皆様の会社やお店での募金箱の設置、生活用品の寄付、不用品の寄付をお願いします。不用品は、お金に換えて食材等の費用とさせていただきます。

キリスト教の財団が運営

タイの多くの人が仏教徒ですが、この財団はキリスト教会の施設です。チャンマイ、ウラタニー、スコータイなどタイ全土に7カ所の施設を運営しています。

この財団は子供の施設だけでなく、老人保護や薬物中毒者の社会復帰に向けての厚生施設も含まれます。

タイでキリスト教の伝道師をしていた宣教師アービン・ゲロビリは、家もなく、栄養も欠け、清潔な服もない子ども達と出会いました。その時アービンは、自分の家で子供を寝かせてあげ、料理や衣装を与えました。子供達はアービンの優しさに懐き、信頼をしていくうちに他の孤児達もこの家に誘うようになりました。そしてこの家には、同じような境遇の子ども達が増え、それがこの財団となりました。

施設では、実際の夫婦であるスタッフが、本当の子供のように孤児を育てています。実際の夫婦から愛情を受ける環境は、より現実的な家族愛を感じることとなります。

子供達が卒業して仕事を持つようになり、そして家族ができた時でも、バンノックカミンと深い絆が消えることはありません。

施設の風景

バンノックカミン財団施設

仏教国タイの中では、数少ないキリスト教の財団が運営している施設です。

施設は、老朽化が進んでいて、広くはないです。


タイ バンノックカミン

この財団は、タイ全土で7ヶ所の直営施設があります。


バンノックカミンの子ども達

この日は小さい子ばかり。大きい子は小学校へ行っていたようです。


バンノックカミンの先生

笑顔が素敵なレックさん。みんなのお父さん代わりです。


バンノックカミンの先生と子ども達

女性の先生はレックさんの奥さんかな。

この施設では本当の夫婦がスタッフとして勤めることで、子ども達により現実的な家族愛を伝えているのが特徴です。これを「家族システム教育」と呼んでいます。


バンノックカミン孤児院

ダンスが始まりました。みんな歌も踊りもとっても上手です。


バンノックカミンのたくさんの子ども達

皆まだまだ甘えたい年頃、人なつっこくて可愛い子ばかりです。


バンノックカミン保護

親に捨てられた子、厳しい虐待を受けていた子も保護されています。


ちょうどダンスの時間でした。先生の歌に合わせてみんな元気いっぱいに踊っていました。

虐待や物乞い生活から助けられて入所した子供の中には、大学を卒業して今では立派な社会人として活躍している方々もいます。今も40人のうち18才の4人が大学目指して勉強中でした。皆の将来が楽しみです。

■施設のパンフレットより

タウィー君は、6才の時にお父さんに使われて、物乞いの生活を強制されていました。身体的な虐待もひどかったようです。

9才の時にこの施設に預けられ、その後大学まで卒業。今では立派な仕事をして社会で活躍しています。

バンノックカミンの家族は人生の基礎となっています。

『バンノックカミンがくれた愛情と優しさは僕にとって想像もできないものでした。僕を大事に思ってくれる人がまだいるんだと気付きました。だって僕はお父さんに捨てられてから、 希望のないの日々を耐えるだけの暮らしだったので・・。』


施設概要

名称 バンノックカミン
所在地 タイ バンコク県ブンクム区
運営 バンノックカミン財団
設立 1989年
子供の人数(男女比) 約40人(7ヶ所の施設を合計すると約200人)
(男65%:女35%)
子供の年齢 4才~22才
スタッフの人数 約50人(7ヶ所の施設の合計)
孤児院に来た状況 孤児、親に捨てられた子供等。
どのような人に育ってほしいか 自分の事は自分でできる人、徳が高く、責任感があり、社会に貢献できる人に育ってほしい。
特に教えたい教育 数学
進路 就職を希望する子供には仕事を紹介し、生活上の支援も継続しています。
進路先の学費 進学する場合の学費は施設が支援しています。
子供達はどんな仕事を目指しているか 教師・スポーツ選手
実際に卒業生はどんな仕事をしているか
子供達が好きな遊び スポーツ・音楽
足りない物資 基米・食材
必要な備品 学習教材・文房具
修理したい場所 校舎・トイレ
食事の問題 米、食材が足りない。
医療の問題 ありません。
精神的な問題 うつ病
教育上の問題 ありません。
その他、学校が抱える問題 資金不足が財団全体の継続的な問題となっています。
日本人は来ますか あまり来ません。
どの国からの支援が多いですか スイス
次に来た時に求めるもの 寄付金、生活支援と職業技術支援、基本的な生活必需品、(広報ネットワーク?)
日本(世界)に伝えたいこと 子供は白い布です。
白い布は周りの環境によって様々な色に染まります。
立派な人に成長してくれるかは環境しだい。
素敵な環境を与えることができるのは、私たち大人だけです。
皆様の会社へお店での募金箱の設置、生活用品の寄付、不用品の寄付をお願いします。
不用品は、お金に換えて、食材等の費用とさせていただきます。
当日対応者 レックさん
後日詳細対応者 クルー・ノイさん

※以上は実際に行って直接お伺いし、更に後日、現地人スタッフが電話やメールで再確認したもの、または施設のホームページやパンフレットに記載されている内容で構成されております。

それでも翻訳者の解釈や現在の状況によっては、若干内容が変わっている可能性もあります事ご了承下さい。


※当ページに掲載してある写真は、全て当財団が撮影したものです。

著作権は当財団にありますので、掲載されている内容や写真を、他のメディアや印刷物などに無断で転載することは禁じております。

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