キリスト教の信者でもある先生ですが、宗教問わず多くの子供を受け入れています。ベトナム戦争で撒かれた枯葉剤は子孫にまで重度の影響を残し、目の病気、知的障害、骨のがん等に小さい子供が苦しい思いをしています。更にそうした子供を育てることができない家庭は、病院やこの施設の前に自分の子供を捨てて行ってしまうのが現実です。
先生は子供達が学校から帰ってくると必ず一人一人を抱きしめてキスをしていました。学校に行けない子供は、ずっと施設にいます。中には学校の勉強ができない分、施設でマッサージの勉強をして将来の自立に備えています。